偕成社『ぼくの村は戦場だった/帰らぬわが子オレーグ』

866 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/05/19(月) 21:18:55 ID:yWHrD4ao ?2BP(0)

【いつ読んだ】
10年程前。

【あらすじ】
戦争について子供達が自分の身に起こったことを書いた作文集。

【覚えているエピソード】
・ドイツ軍(?)の炊事場に忍び込み、一度は将校に見つかるも上手く誤魔化して爆弾を仕掛けて、後で表彰された、という作文

・「パルチザンは線路のある場所に隠れていたが場所を変更した」という指令を伝達した子供の作文

・突然母親と離され、(これが母を見た最後の姿でしたというような表現があった)収容所のような所に入れられるが、最終的に助けが来て柵を破壊して逃げ出す、という作文

・大勢の人たちが兵士に雪道をひたすら歩くことを強制される。幼い弟と一緒に雪道を歩いていて、弟の足が凍傷をおこしていて拭いてやった、という作文

【物語の舞台となってる国・時代】
主に「パルチザン」が文章中で(書き手を助ける立場の存在として)何度も出てきたので、舞台はロシアで、第二次世界大戦中(1939-1945)の出来事だと思います。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーだったと思います。

【その他覚えている何でも】
小学3~4年生の頃、学級文庫で見つけた本でした。
ただ教室に置いてあったというだけで、もしかすると児童書では無いかもしれないです。

お心当たりの方いらっしゃいましたら情報をお願い致します。

867 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/05/19(月) 21:59:17 ID:4q/WS7A4
>>866
「ぼくの町は戦場だった」みたいな本だろうか?

869 名前:ですな[sage] 投稿日:2008/05/20(火) 00:46:48 ID:Hb0+DpAv
>>866
>>867
ソヴィエトものでは「ぼくの村は戦場だった」というタイトルがあるようです

ぼくの村は戦場だった
アリョ-シ∥等著 ; 西郷竹彦∥訳 山中冬児∥絵

少年少女世界のノンフィクション シリーズで
↓のような独特の装丁なのですがご記憶はいかがですか
ttp://business1.plala.or.jp/taikado/c0112-11.jpg

またポーランド児童の作文や絵を集めた本があるようですが絵のご記憶はおありですか

870 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/05/20(火) 07:55:25 ID:JRikoSxR ?2BP(0)
>>867
>>869
早々のお返事ありがとうございます。

「ぼくの町は戦場だった」は読んだことが無いのでどんな本か調べてみました。
イメージは近いのですが、ただ、記憶にある文章は全て、大人ではなく子供目線で描かれていたので、多分この本ではないと思います。

「ぼくの村は戦場だった」は、装丁はあまり覚えていないのですが、サブタイトルの「帰らぬわが子オレーグ」というのが、そういえばタイトルの横に載っていたかもしれないです。

幸いどちらの本も近くの図書館に置いてあるようなので、借りて確かめたいと思います。

絵が載っていたかどうかは覚えていません。すみません。

871 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/05/20(火) 19:28:11 ID:21pXwaXT
>>866
「パルチザン」が頻繁に出てきたなら、むしろ、イタリアの話ではなかろうか?

872 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/05/20(火) 20:34:19 ID:86w0Hiln
>871
ソ連の方の「ぼくの村は戦場だった」であってると思うよ。
はるか昔に読んだ記憶と、866さんが書いているエピがよく似ているから。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 9冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1192631127/866-872


管理人のコメント:
炊事場に爆弾を仕掛けて「パルチザン第一級章」をもらった話は、「重大任務」(コースチャ=ボドロベツ・男子)。
部隊が鉄道の反対側に移動したことを知らせる密書を運ぶ話は、「パルチザンの少年伝令」(ビクトル=ギンツ・男子)。
弟の足をこすってやるのは、「村の爆撃」(コーリャ=トンコビチ・男子)。大勢が雪道を追い立てられるのは、「雪の道を追われて」(ミーシャ=ジャトロフ・男子)で、弟の話とはまた別でした。
収容所に入れられる話は、「脱走」(ゾーヤ=ワシレフスカヤ・女子)ですが、助けは来なくて、自力での脱出です。


偕成社『ぼくの村は戦場だった/帰らぬわが子オレーグ』の目次
http://juvenile5.s322.xrea.com/?p=19654

ぼくの村は戦場だった (少年少女世界のノンフィクション) 単行本 – 1982/12
アリョーシ (著), E.コシェワヤ (著)
http://amazon.jp/dp/4037110504

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000812601-00
タイトル ぼくの村は戦場だった
タイトル 帰らぬわが子オレーグ
著者 アリョーシ 等著 ; 西郷竹彦 訳 ; 山中冬児 絵
著者 コシェワヤ 著 ; 西郷竹彦 訳 ; 山中冬児 絵
著者標目 西郷, 竹彦, 1920-2017
著者標目 山中, 冬児, 1918-
著者標目 Koshevaia, Elena Nikolaevna
シリーズ名 少年少女世界のノンフィクション ; 5
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 偕成社
出版年月日等 昭和39
大きさ、容量等 222p 図版 ; 22cm
JP番号 45020565
出版年(W3CDTF) 1964
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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