527 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2008/10/03(金) 14:17:40 ID:19GCnZwS
すみません、これをご記憶の方はいらっしゃいませんか?
いじめの話で確か最終的には解決したと思うのですが、途中があまりに救いのない内容だったために、
心の奥にずっと引っかかっているのです。
汚い言葉も出てきますので、嫌な方はスルーかIDをNG登録してください。
【いつ読んだ】
20年くらい前(80年代後半から90年代前半くらい)に図書館で借りたのだと思います。
【あらすじ】
小学校高学年(たぶん6年生)でのいじめの話。 紆余曲折を経て最終的には解決したような・・・。
【覚えている何でも】
長編。作者は日本人であることは確実。ただし、男女どちらかは失念。
主人公の男の子は「松山」という名字で、女の子からも「松山」と呼び捨てにされている。
お母さんの名前は「光」といって、気の強い看護婦(?)だった。←「キャプテン翼」の人物みたいだと思った記憶あり。
文中でも「母は~」や「お母さんは~」ではなく、子供たちと同様に「光は~」と名前で書かれていたのが印象に残っています。
有名私立校を目指している美人で傲慢な女の子(名前失念)がいじめのボス。ただし、先生には感づかれていない。
主人公に向かって「じゃあ死ねば?」と「なんでもないように」言う。
お母さんに先生のことを「頭硬いんだよあいつ」と話したり、「うるせーんだよ!」「~っつってんだろ!」と怒鳴るなど、素の言葉遣いは最悪。
この女の子のお母さんも「勉強ができてはじめてよい人間といえる」と言い切るほどの学歴信仰者で、娘の素行や家庭的なことには全く無関心。
誰かのお土産でおばあさん手作りの干し柿を 、「気持ち悪いわね」というようなことを言って捨てるDQN。
この干し柿が無造作にゴミ箱に突っ込まれていたというくだりが、やけに記憶にあります。
恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
528 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/10/03(金) 15:25:37 ID:QO/3OBsj
> 527
残念ながらタイトルが思い出せないんだけど
中学の頃に、学校で全く同じ内容の映画を見せられたことがある。
本当に見ていて辛い内容で
干し柿のシーンもおばあさんがかわいそうでかなり印象に残ってる。
> 527さんが本で読んだのが確実だとしたら原作っぽいね。
530 名前:528[] 投稿日:2008/10/04(土) 16:28:02 ID:QUmNxXY3
>>527
当時の感想文ファイル漁ってみたら出てきたw
映画のサイトだけど↓
「やがて…春」
http://search.varietyjapan.com/moviedb/cinema_17746.html
内容はこれで間違いないはず。
531 名前:527[sage] 投稿日:2008/10/04(土) 19:05:21 ID:7aXqmgbd
528さん、ありがとうございます!
映画になっていたなんて驚きました。劇場公開作ではなさそうですね。
ただ、原作のタイトルも「やがて・・・春」だったかは思い出せないままです。うう、自分が情けない。・゚・(ノД`)・゚・。
星野知子さんとかあき竹城さんのようなベテラン陣が出演されていたなんて、隠れた名作ですね。
松山光というお母さんは看護婦さんじゃなくて出版社勤めだったんですね。
あの女の子は淳子というんですね。あんなに強烈なインパクトを受けておきながら
名前を忘れていたなんて、自分でも不思議です。
円形脱毛症になってしまう女の子のことも、そういえば出てきましたよ。思い出しました。
優樹に障害が残るほどの怪我をさせて、裕美に円形脱毛症と一生消えない心の傷を残して・・・
こんな恐ろしいことをする子供たちがまだたったの10歳か11歳だなんて・・・
架空の人物で、最後は反省の態度を見せたとはいえ、一也や淳子たちはいったい将来どんな大人になるのかと背筋が寒くなったのを憶えています。
こうして昔読んだ本と、その思い出を見知らぬ方とお話しできてとても嬉しいです。
ありがとうございました。
あの本のタイトル教えて!@児童書板 10冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1212936623/527-531
やがて…春―いじめと友情の物語 単行本 – 1986/5
横田 与志 (著), 下島 三重子 (著)
http://amazon.jp/dp/4874980740