三田村信行「ぼくは五階で」(『おとうさんがいっぱい』)

105 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/12/06(日) 18:03:06 ID:w+JxON5K
【いつ読んだ】10年くらい前
【物語の舞台となってる国・時代】現代日本
【あらすじ】
多分ホラー?シュール?な短編集か何か。1つの話しか覚えていませんが
一人で留守番している少年が家かマンションから出られなくなってしまう話がありました。
閉じ込められるのではなく、空間が変になるような話。
挿絵の単純さのせいもあって雰囲気がすごく不条理で怖い話でした。
【覚えているエピソード】
階段を降りてもループして戻ってきてしまったり、
窓の外になげた野球のグローブが部屋の天井から落ちてきたり。
外に叫んでも誰にも聞こえないというのもあった気もします(他の話かも)
ハッピーエンドではないと思います。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
文庫サイズで、挿絵はどちらかというとポップで、
デフォルメされたデザイン系のシンプルな線画だったと思います。
同じ顔のおじさんが延々とタイルのように並んだ絵があったような。
【その他覚えている何でも】
子供向けホラーですが、よくある「○○のこわーい話」とかの
児童書によくある怪談シリーズではなかったと思います。

106 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/12/06(日) 18:39:20 ID:eubigZjm
>>105
『おとうさんがいっぱい』(三田村信行/理論社フォア文庫)の中の「ぼくは5階で」かな?

108 名前:105[sage] 投稿日:2009/12/06(日) 22:57:19 ID:w+JxON5K
>>106
かなり曖昧な記憶だから駄目かと思ってました。ありがとうございました!

あの本のタイトル教えて!@児童書板 12冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1255185157/105-108

おとうさんがいっぱい (新・名作の愛蔵版) 単行本 – 2003/2
三田村 信行 (著), 佐々木 マキ (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4652005148
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
本当のおとうさんはどれ?今のぼくは本当のぼく?いつもと同じ一日がとつぜん迷路のような世界に。思わず背筋がこおる5つの話。
内容(「MARC」データベースより)
ある時突然、全国的にどのうちでもお父さんが5~6人にふえた。それぞれ自分が本物だというので、こまった政府は…。表題作を含めた5話の不思議で恐い物語。日本児童文学のロングセラーをリニューアルするシリーズ。

おとうさんがいっぱい (フォア文庫) 新書 – 1988/10
三田村 信行 (著), 佐々木 マキ (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4652070713
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
これね、ある時突然、全国的に、どのうちでもお父さんが5、6人に増殖するって話なの。それぞれ自分が本物だって主張するので、こまった政府はそこんちの子どもに1人選ばせて、残りは処分するって方法をとるわけ。…いい気になった子どもたちがある日学校から帰ってくると…もう一人の自分がそこにいるの。選ぶ側から、選ばれる側にまわされた時の恐怖…。小学校中・高学年向。
内容(「MARC」データベースより)
ある時突然、全国的にどのうちでもお父さんが5~6人にふえた。それぞれ自分が本物だというので、こまった政府は…。表題作を含めた5話の不思議で恐い物語。日本児童文学のロングセラーをリニューアルするシリーズ。

http://id.ndl.go.jp/bib/000004046635
内容細目 ゆめであいましょう. どこへもゆけない道. ぼくは五階で. おとうさんがいっぱい. かべは知っていた.
あらすじ 全国的にどのうちでも突然お父さんが5~6人にふえて,それぞれ自分が本物だといいはる。困った政府は…。表題作など5話。 (日本児童図書出版協会)

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