白木茂(シラキシゲル)編『ふしぎな足音』(フシギナアシオト)

121 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/12/13(日) 13:28:35 ID:rRYn1xNN [1/2]
【いつ読んだ】
今から10~12年前、小学生4~6年生の頃です。

【あらすじ】
恐らく海外の小説家が書いたもので、不気味な話を幾つか収めた短編集でした。
子供の頃、一番最初に収録されていた話が怖かったのですぐに読むのをやめてしまい、
他にどんな話があったのか覚えていません。

【覚えているエピソード】
ある家族(父・母・兄妹?)が新居に引っ越してきます。
その家の子供部屋には(アフリカのサバンナを描いた)絵があり、子供たちは絵の中に入って遊びます。
(子供が新しく出来た友達を招き、絵の中に入り浸る事が多くなったというシーンがあったような気がします)
あまり子供たちが子供部屋に籠るものだから両親(と子供の友達の両親)は怒って子供部屋に乗り込みます。
すると絵の中からライオンが出てきて、子供たちは両親(や自分の親)を餌にしてしまいます。
そして最後に兄が「これで思う存分遊べるね」というような事を妹に告げて、締めくくられていました。

うろ覚えなので細部に結構違いがあると思います。
()内は特に記憶に自信がないところです。

恐らくこの傾向のやや残酷で理不尽な話が他にも数エピソードが収録されていたんだと思います。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
小学校高学年向きの文庫本(フォア文庫?)
陶磁器の絵のようなタッチで花や少年、動物が描かれていたと思います。
一見、ホラーっぽくは見えないカバーです。

記憶があやふやで申し訳ありませんが、お願いします。

122 名前:ですな[sage] 投稿日:2009/12/13(日) 13:36:05 ID:1YtmvUcB
『ふしぎな足音』
Tr:白木茂(Shigeru Shiraki)/他 Pb:講談社(KodanSha)/青い鳥文庫(Aoi Tori bunko)KシリーズK-8
Co:風間賢二(Kenji Kazama) 1996/12/5
ISBN4-06-266008-3
「かべの中のアフリカ」 レイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)
「恐怖の黒ねこ」 The Squaw ブラム・ストーカー(Bram Stoker)
「ふしぎな足音」 アガサ・クリスティー(Agatha Christie)
「赤いへや」 H・G・ウェルズ(H. G. Wells)
「切りとられた手」 La main ギイ・ド・モーパッサン(Guy de Maupassant)
「恐怖のろう人形館」 ガストン・ルルー(Gaston Leroux)
「魔女のたくらみ」 エルクマン=シャトリアン(Erckmann-Chatrian)

123 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/12/13(日) 13:54:26 ID:rRYn1xNN [2/2]
>>122
早速どうもありがとうございます!!
数年間ずっとあったしこりが、何度検索しても分からなかったタイトルが…こうもあっさり…
そうか子供の頃はブラッドベリ読んでトラウマに…、そりゃ…
父との思い出の本だったので途中でやめたの後悔してたんです、本当に感謝です

あの本のタイトル教えて!@児童書板 12冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1255185157/121-123

ふしぎな足音 (講談社 青い鳥文庫―Kシリーズ) 新書 – 1996/12/5
クリスティー (著), 上田 朱 (イラスト), 白木 茂 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4062660083
●かべの中のアフリカ(ブラッドベリ)
●恐怖の黒ねこ(ストーカー)
●ふしぎな足音(クリスティー)
●赤いへや(ウェルズ)
●切りとられた手(モーパッサン)
●恐怖のろう人形館(ルルー)
●魔女のたくらみ(エルクマン・シャトリアン)

内容(「BOOK」データベースより)
小学中級から。
内容(「MARC」データベースより)
魔力か、幽霊か、迷信か? 底知れない恐怖世界! 表題作ほか「かべの中のアフリカ」「切りとられた手」など、怪奇・幻想文学の傑作・名作7編を収録。

http://id.ndl.go.jp/bib/000002542421

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