西内ミナミ(にしうちみなみ)『シチューことことおばあさん』

421 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2014/01/25(土) 20:05:40.49 ID:l++MlcAm
【いつ読んだ】
20年~25年くらい前

【物語の舞台となってる国・時代】
国は不明、アパートと農場が一緒にあるような場所・時代が舞台(昔すぎず現代すぎず)

【翻訳ものですか?】
たぶん違う

【あらすじ】
アパートのような場所に住んでいる一人暮らしのおばあさんが主人公で、
そのおばあさんがシチューを作ろうとする話だったと思います
ある日シチューの材料を探しに行ったお婆さんが、
農場のおじさんに生きたにわとりを分けてもらったんだけれど
そのにわとりを(愛着がわいて?)鶏肉にできず、
シチューの代わりににわとりが生んだ卵を使った料理にしようとします
(結局卵料理を作ったのか作らなかったのか覚えていません)
最終的に、最初の鶏から生まれた卵からヒヨコが孵り、どんどん増えて
最後には何羽ものニワトリと一緒に暮らしながら、
お肉の入っていないシチューを作るおばあさん、という場面で終わっていたと思います

【覚えているエピソード】
シチューを煮るときのコトコトという音が作中何度も出てきたような気がします

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
色鉛筆で描いたようなふんわりした感じの挿絵があったと思います
最後の挿絵は

【その他覚えている何でも】
小学生の頃に読んだのは確かなのですが、
もしかすると図書室の本ではなく国語か道徳の教科書に載っていた話かもしれません

情報が少なくてすみません、記憶もかなりあやふやで間違いがたくさんあるかもしれませんが
どうしても気になって気になって仕方ありません
どうかよろしくお願いします

422 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/01/25(土) 20:13:49.04 ID:l++MlcAm [2/3]
途中で切れていましたすみません
最後の挿絵は、棚?二段ベッド?の上にたくさんのにわとりがいて
そのにわとりににっこり微笑みながら
大きな鍋に入ったシチューを煮ているおばあさんの絵だった気がするのですが
かなり自信がなくなったので途中で消しました
(ついでに、おばあさんが二段ベッドの中からにわとりが産んだ卵を見つけたシーンもあった気がしてきました)

424 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/01/25(土) 20:54:24.58 ID:ZpmRry0R
>>421
西内ミナミ『シチューことことおばあさん』はいかがでしょうか?
ttp://blogs.yahoo.co.jp/nakanebunko/31116235.html

425 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/01/25(土) 21:04:43.80 ID:l++MlcAm
>>424
確かにこんな絵でした…!
タイトルそのままですね…ぐぐってもぐぐっても出てきませんでした
本自体も近所の図書館などには無かったのですが頑張って探してみます
ありがとうございました!

あの本のタイトル教えて!@児童書板 16冊目
http://peace.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1371123585/421-425

シチューことことおばあさん (1983年) - – 古書, 1983/6
西内 ミナミ (著), 伊勢 英子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B000J6TYG6

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001752529-00
タイトル シチューことことおばあさん
著者 西内ミナミ 作
著者 伊勢英子 え
著者標目 西内, ミナミ, 1938-
著者標目 伊勢, 英子, 1949-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 中央共同募金会
出版年 1983
大きさ、容量等 31p ; 19cm
JP番号 85056681
出版年月日等 1983.6
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

レオンス・ブールリアゲ「太陽は四角!」(『雲売りおじさんほか』)  土倉の中でめんどりとひよこが飼われていた。めんどりはひよこたちに「わたしたちは四角いお部屋で暮らし、四角い太陽を浴びて、最後は四角い鉄板に乗せられていく。それはとても幸せなことだ。」と教え、みんなはそれを信じて幸せに暮らしていた。ある日1匹のひよこが脱走し、驚いて土蔵に戻ってきて、みんなに太陽は丸いことを教えた。他のひよこはそのひよこをいじめて目を潰した。そして皆で四角い太陽を信じて末永く幸せに暮らした。

227 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/07/20(火) 10:57 ID:Ib1pmcDQ
20年位前に教材として使われた本を探しています。
公式の教材ではなく教師が趣味で見つけてきて読みきかせてくれたものです。
訳書です。
挿絵は沢山有りましたが結構漢字は難しく、本来は小学校高学年向けみたいな雰囲気でした
・土倉の中でめんどりとひよこが飼われていました。
・土倉の明り取りの窓から四角い陽だまりが差し込んでいました。
・めんどりはひよこたちにこう教え、みんなはそれを信じて大変しあわせに暮らしていました。
「わたしたちは四角いお部屋で暮らし、四角い太陽を浴びて、
最後は四角い鉄板に乗せられていく。(それはとてもしあわせなことだ)」
・ある日1匹のひよこが土倉を脱出しました。
・そのひよこは丸い太陽を見て、驚いて土蔵に戻ってきてみんなに真実を教えました。
「太陽は丸いんだ」
・めんどりか他のひよこが怒って、もう一度見てくるように行ったので何度見ても太陽は丸でした。
・他のひよこ皆でそのひよこをいじめて目を潰してしまいました
・そして皆で四角い太陽を信じて末永く幸せに暮らしていきましたとさ。

多分こんなお話だったと思います。
展開もショッキングでしたが、ディスカッションでクラスの皆が太陽は四角派のひよこを擁護し
「ひよこの目が潰されたのは自業自得」「人の言うことを聞かないのが悪い」という論調になってしまい、
教師が慌てて方向転換したのが今でもすごくトラウマになっています。。。日本の小学生こあい。。。
ご存知の方がいらっしゃいましたら宜しくお願いします。

http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1085386303/227

追記 2016年1月31日
追記2 解決 2016年2月1日

2017年1月31日追記
Twitter等でこの記事が話題になったようで、新たに分かったことがあります。
レオンス=ブ−ルリアゲ『雲売りおじさんほか』に収録されている「太陽は四角」の可能性が高いようです。
残念ながら、私の家の近くにある図書館には所蔵していないようなので、すぐに現物を確認するのは難しそうです。

雲売りおじさんほか – Webcat Plus:
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/8783675.html
書名 雲売りおじさんほか
著作者等 塚原 亮一
長谷川 知子
Léonce, Bourliaguet
書名ヨミ ウモウリ オジサン ホカ
シリーズ名 こどもの世界文学
出版元 講談社
刊行年月 1973.4
ページ数 233p
大きさ 24cm
NCID BA55689376
※クリックでCiNii Booksを表示
言語 日本語
出版国 日本
掲載作品
著作名 著作者名
「みんなのジャン」と、かけす
「魔法のほうき」の読書会から 北川幸比古
おかあさんのためのフランス児童文学史・3 那須辰造
かもめと、からすと、池のかがみ
がんのくれた、たからもの
くまの毛皮をきた人気作家 塚原 亮一
くまんばちに追いかけられた悪魔
でぶと、やせっぽっちと、王さまのみつばち
なぜ、くまは肉が大すきか
にわとりが、ゆめを見ると
ふとったくまと、六本のろうそく
ふんすいの上のたまご
まるい国の王さま
わしの子のちかい
一本足の番兵さん
世界の妖精物語 : ゆかいで、ぶきみな、水のまもの 神宮輝夫
太陽は四角
山をちょんぎった、つるぎ
悪魔の髪をかった、とこ屋
自転車でフランス一周 ジャンヌ=ベルレ
雲のたまごと風見どり
魔法のほうき

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I010600776-00
タイトル 雲売りおじさん
著者 レオンス・ブールリアゲ/著
著者 塚原 亮一/訳
シリーズ名 こどもの世界文学 13 ; フランス編 3
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年 1973

また、「国立国会図書館サーチ」で「太陽は四角」と検索したところ、
村上 愛 内部を耕す : 『太陽は四角!』の授業
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000024-I000153043-00

川浦 節子 『太陽は四角!』の教材化 : 小学校高学年(私の教室)
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000024-I000483097-00

野沢 俊子『太陽は四角!』の授業 : 中3の教室からの報告(<小特集>私の教室)
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000024-I003917846-00

樋口 正規 『太陽は四角!』をどう読んだか : 高校での実践から(私の教室)
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000024-I000482975-00

有料なので、中身や出典については確認できていませんが、上記のような記事・論文が見つかりました。
また、荒川有史『文学教育論』にも取り上げられているようです。(Ⅳ 文学教育の過程的構造  2 小学校段階の総合読み―― 『太陽は四角!』を中心に)残念ながら、こちらの本も近いうちには入手できそうにありません。
『文学教育論』(荒川有史著)内容紹介
http://bunkyoken.org/52tosyosyokai/syokai.arakawa.bungakukyoikuron.ki.html

Twitter・ブログ・Facebook等で情報の書き込み・拡散してくださった皆様、本当にありがとうございます。おかげさまで解決にかなり近づくことができました。

追記 2017年2月1日
現物を確認された方のツイートを拝見しました。タイトルは「!」付きだったのですね。

インターネットに情報が少なく、実物をすぐに確認できないため解決と言い切れなかったのですが、大変助かりました。ありがとうございます。

灰谷健次郎(ハイタニケンジロウ)「島物語」(シマモノガタリ)

169 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/04/03(金) 00:18:30 ID:OfihlOKT
【いつ読んだ】約10年前くらい
【舞台】日本。離島?に住んでた家族(父、母、姉、主人公だったはず)が
島を離れて少し離れた都会に引っ越す話だったと思います
引っ越し先は船で島の学校に通うことができなくもない距離
【あらすじ】上の【舞台】に書いたくらいしかわかりません
【エピソード】
・ひよこか何かが死んでしまい「姉ちゃんのせいだ」と姉にあたった主人公に
父が、「おまえはそれでも人間の子か」のようなことを怒鳴る。
父がこう言うときは本気で怒っているとき。
その後主人公は土器のかけらか何かに姉のきれいな字で
「ひよこの墓」と書かれた墓を見つける

・島から家出?してきたかつての同級生を家にかくまうような話がある

・姉が網走がどうのこうの~と言うシーンがあり母がそれを網走の人に失礼だと咎める

本当にうろ覚えですみません。
読んでいた時期も曖昧ですが、恐らく
『びりっかすの神様』『金色のくじら』などと同じ頃に読んでいたと思います。

170 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/04/03(金) 04:16:45 ID:HaOFXYBm
>169
灰谷健次郎の「島物語」のような気が。
都会から島に引っ越してくる話ではあるけれど。

171 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2009/04/03(金) 20:37:47 ID:OfihlOKT
>>170
検索したらそれっぽかったので本屋行ってきます
ありがとうございました

あの本のタイトル教えて!@児童書板11冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1233574387/169-171

島物語〈1〉 (角川文庫) 文庫 – 2000/8
灰谷 健次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4043520255
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
急に引っ越すなんて無茶苦茶や!小学4年生のタカユキと姉・かなの反対をよそに、「田舎でたくさんのいのちに囲まれて生きたい」と考える絵描きの父親は、一家揃って島への移住を決意した。都会で暮らした家族には不安いっぱいで始まった島の生活。だが、畑での格闘、ヒヨコの誕生と死、魚採り、などなど、心ときめく体験を経てタカユキはたくましく成長してゆく。島に暮らす人々、友達、家族の心温まる交流を交えて描く、自然といのちの物語。

はだしで走れ―島物語1 (島物語 1) 単行本 – 1983/6
灰谷 健次郎 (著), 坪谷 令子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4652046022
表紙画像あり

はだしで走れ―島物語1 (1983年) - – 古書, 1983/6
灰谷 健次郎 (著), 坪谷 令子 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B000J7EU4Q

島物語 (全集版 灰谷健次郎の本) 単行本 – 1989/1
灰谷 健次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4652020562
内容(「BOOK」データベースより)
親たちが海峡を越え島へと翔んだとき、ぼく反対、ねえちゃん家出と、大事件だ!灰谷文学に潜むユーモア羽ばたく家族小説。

島物語 (全集版 灰谷健次郎の本) 単行本 – 1989/2
灰谷 健次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4652020570
内容(「BOOK」データベースより)
面白さが面白さへとエスカレートして、子どもと大人の愉しい交歓に明け暮れる。灰谷文学ならではの微笑(ほほえみ)交響楽ついに完結。

灰谷健次郎・島物語 全5巻 単行本 – 2002/3
http://amazon.jp/dp/4652092156