ジル・パリス『奇跡の子』(きせきのこ)[『ぼくの名前はズッキーニ』(ぼくのなまえはズッキーニ)]

182 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/04/07(火) 18:13:48 ID:LQ9uryaf
【いつ読んだ】
 3~4年前、中学の図書館で。
【物語の舞台となってる国・時代】
 日本以外の国。ヨーロッパ?とりあえずアジアではない。現代。
【あらすじ】
 主人公はかなり精神的にも肉体的にも幼い男の子だったと思います。

 母親に虐待されつつもそれを把握しきれず母親を愛していた男の子。
 洋服ダンスかなにかに入っていた拳銃をみつけ、身につけていたら、暴力の際に母親が銃に撃たれます。男の子は刑事に保護され、養護施設に。
(母親が撃って暴発したか、もみくちゃになったか、男の子が撃ったかはちょっと…)
(男の子は終始自分の母親が”死んだ”と認識出来てなかったとも思います。)
 
 養護施設には他にも複雑な事情を抱えた子どもが沢山居るのですが、男の子はそのなかの一人の女の子に恋?します。
 
 最終的に刑事さんが女の子と男の子を引き取ることになったかと。

【覚えているエピソード】
 刑事さんと一緒に海に行ったり、施設でクリスマスパーティをしていた描写があったと思います。
 あと、女の子の叔母?養母?と裁判でバトルみたいなシーンも…。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
 ハードカバー。表紙は黄色で男の子が雲の上にのっていたかと。
 挿絵はなかったとおもいます。

【その他覚えている何でも】
 男の子が語る文体なのですが、その文体(つまりその男の子)が
 幼児的な無知さをかもしだしていて、状況としては過酷な描写が続くのに、そことのギャップがすごかった気がします。

ご存じでしたら、是非、お願い致します。

あの本のタイトル教えて!@児童書板11冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1233574387/182

2019年5月22日追記:ポーチュラカ様に当記事のコメント欄で情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784591083598

奇跡の子
Paris, Gilles(著)安田 昌弘(訳)パリス ジル(著)
発行:ポプラ社
縦200mm
361ページ
価格情報なし
ISBN
9784591083598
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2004年11月
登録日
2016年10月15日
最終更新日
2016年10月15日
紹介
「ねえ、泣かないで。ぼくはきっと、幸せになるから」。フランス中が泣き、笑い、夢中になった、小さな少年の物語。

奇跡の子 (ポプラ社): 2004|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007554381-00


https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784866470429

ぼくの名前はズッキーニ
芸術
ジル・パリス(著)安田昌弘(訳)
発行:DU BOOKS
四六判
356ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86647-042-9
Cコード
C0097
一般 単行本 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年1月
書店発売日
2018年1月12日
登録日
2017年11月6日
最終更新日
2018年1月12日
紹介
第89回アカデミー賞@長編アニメーション部門ノミネート、
2016年アヌシー国際アニメーションフェスティバルでは最優秀作品賞・観客賞のW受賞!
話題のストップモーションアニメ映画の原作小説!
衝撃的な「事故」で母を失った9歳の少年”ズッキーニ”。
孤独と悲しみを乗りこえて、仲間とともに、たくましく生きる姿に、
フランスをはじめ、世界中が夢中になった――
●あらすじ
突然の事故により母親を失った9歳の少年ズッキーニ(本名: イカール)は、養護施設 レ・フォンテーヌに入る。はじめは馴染めずにいるものの、日々の暮らしを通じて、色々な事情をもった仲間たちと心を通わせ、成長していく。
★解説 金原瑞人

ぼくの名前はズッキーニ (DU BOOKS): 2018|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028738492-00

記事作成日:2016年8月11日
記事更新日:2019年5月22日

ヤヌシュ・コルチャック『子どものための美しい国』(こどものためのうつくしいくに)

446 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/02/08(土) 17:33:20.59 ID:/3n37UrS [1/2]
【いつ読んだ】
5,6年前

【物語の舞台となってる国・時代】
外国?、現代

【翻訳ものですか?】
おそらく翻訳

【あらすじ】
ある少年が王様としてこどもの国を作る話。
大人と子供の立場を逆転して、子供が働いて大人が学校に行くようになる。
仕事をする子供たちがたくさん事故を起こして人が死んだため、王様は裁判で死刑になる。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
不明

よろしくお願いします

447 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2014/02/08(土) 18:39:35.51 ID:9H0dHESP
446
読んでいないのですが、
「子どものための美しい国」(ヤヌシュ・コルチャック)はどうでしょう?

448 名前:446[sage] 投稿日:2014/02/08(土) 19:28:43.28 ID:/3n37UrS [2/2]
>>447
おそらくそれです!!
ありがとうございます!

あの本のタイトル教えて!@児童書板 16冊目
http://peace.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1371123585/446-448

子どものための美しい国 単行本 – 2012/9/3
ヤヌシュ・コルチャック (著), 中村 妙子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4794967853
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
父ステファン王の死によって、幼くして王位についたマットは、子どものためのユートピアをつくろうと、つぎつぎに画期的な改革にのりだす。世界一の動物園をつくること、国中の子どもたちにチョコレートをくばること、子ども国会の設立…。ところが、スパイの暗躍や親友の裏切りによって、国内は大混乱。とうとう、となりの国の軍隊がせめこんできて…。子どもの願いや夢、そして心理をみごとにえがいたポーランド児童文学の名作。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001911515-00
タイトル 子どものための美しい国
著者 ヤヌシュ・コルチャック 著
著者 中村妙子 訳
著者標目 Korczak, Janusz, 1878-1942
著者標目 中村, 妙子, 1923-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 晶文社
出版年 1988
大きさ、容量等 497p ; 21cm
注記 原タイトル: King Matt the first
ISBN 4794957696
価格 2900円 (税込)
JP番号 88030091
別タイトル King Matt the first
出版年月日等 1988.3
NDC(9版) 989 : その他のスラヴ文学
原文の言語(ISO639-2形式) eng : English
要約・抄録 王妃には昔、死別し、今度王国にも死別し、幼なくして王国となったマットは大人と小人のユートピアをつくろうと果敢に改革にのりだすが大人の裏切りにあう。 (日本図書館協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語