町田紀久子(まちだきくこ)「しあわせになったけちんぼばあさん」

117 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2010/10/13(水) 16:42:20 ID:g2aidd38
【いつ読んだ】 20年ぐらい前・小学校の図書室で
【物語の舞台となってる国・時代】 現代の日本、だと思います
【あらすじ】
・ケチな生き方をして、町の人から嫌われているおばあさんがいる
・みんなには隠しているが、おばあさんは実は大金持ち
・親から遺産を受け継ぐ時に、貧乏なふりをしていなさいと言われた
・理由はお金持ちなのがばれて泥棒に狙われるとあぶないから、だった
・しかし長く貧乏生活をしている間に、昔より物価があがっていて、おばあさんはあまりお金持ちでないとわかる
・おばあさんは安心して、普通にお金を使うようになり、嫌われ者ではなくなる
【覚えているエピソード】
おばあさんは町の人に食べ物をたかって暮らしていた
描写のせいか、ケチケチな食生活もわりと楽しく思えました
最後は仲良くなった人と、あたたかい焼き芋かなにかを買って食べるシーンがあった

心当たりのある方、お願いします

118 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2010/10/13(水) 17:17:23 ID:q4r1YncD
>>117
まちだきくこ作「しあわせになったけちんぼばあさん」でしょうか?
床下にお金をためこんでいて、でも最後はおじいさんと一緒になって幸せに・・

119 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2010/10/13(水) 21:18:54 ID:OSwlbF1l
たかっていたんじゃなく、タダの食品だけで暮らしていた
(魚のアラ、根菜の葉っぱ、パンのみみなど)ですな
確かに楽しそうな暮らしではあったw

122 名前:117[sage] 投稿日:2010/10/16(土) 18:40:11 ID:GL3f6BrS
>>118
本当にありがとうございます。その作品で間違いないです。すぐに答えて下さっていたのに
お礼が遅くなりまして、もうしわけありません
119さんもありがとうございます。この年で再読しても、いいお話でした

あの本のタイトル教えて!@児童書板 13冊目
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1285070878/117-122

しあわせになったけちんぼばあさん (1977年) (ふるさとの童話) - – 古書, 1977/5
町田 紀久子 (著), 田中 四郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J8TUOK
表紙画像あり

http://id.ndl.go.jp/bib/000001354695

岸武雄(キシタケオ)「けちの平六ものがたり」(ケチノヘイロクモノガタリ)

723 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/03/04(木) 02:37 ID:MJi+kgfC
記憶にひっかかって出てこない本なんですが・・・
読んだのは15年くらい前です。ハードカバー、挿絵も多かったです。

日本の、昔話風の児童書です。主人公は村で酒屋を営んでいるケチな親父で、
店に酒を買いにやってきた亀の化身の?神様に水中の家に誘われたり
不思議な体験をして、最終的にケチを直すはめになる、
というものだったように思います。

覚えているのは、
*亀のじいさんが酒を入れてくれ、と差し出すのは小さな巾着袋。
 小さいのに一向に入れた酒があふれず男は困惑する
*男には気のやさしい女房がいて、彼女は樽から酒をうまく注げない。
 量りの枡からあふれさせて、客に少しオマケをしてくれたりする。
 けれどケチな親父は、枡のふちまで酒を注いでピタリと栓をすることが出来る。
 村の連中には煙たがられている。
*亀のおじいさんの置いていったお金は濡れていた
*店には「ねじりんぼう」や「げんこつ」などの駄菓子も置いていた。
 終わりの方で、ちょっとケチが直った男は赤ん坊に菓子をあげていた。
*老人の正体を知った男は、後日店の前に酒瓶持ったタヌキならぬ
 巾着袋を持った亀の焼き物を据えて、商売繁盛の守りとした。

松谷みよ子さんの民話ぽいかとも思い検索してみたのですが
見つからず。どなたかお心当たりのある方いらっしゃいましたら
よろしくお願いします

726 名前:ですな[sage] 投稿日:04/03/04(木) 19:37 ID:6KyjKP2y
国際子ども図書館であらすじに「ケチ」で検索すると
岸武雄「けちの平六ものがたり」とでましたが>>723

http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1064147115/723-726

けちの平六ものがたり (講談社の新創作童話 (21)) 単行本 – 1984/2
岸 武雄 (著)
http://amazon.jp/dp/4061442716
表紙画像あり
商品の説明
山奥の村に平六と言う名前の、酒を売って暮らしている男がいました。酒屋とは言っても四斗だる(72ℓ)ひとつを置いて、村の衆に2合や3合を(1合は0.18ℓ)を計り売りして、子どもに「ねじりんぼう」や「げんこつ」などの駄菓子を一銭や二銭で売っているとても小さな店です。平六はお客に酒を売る時、ますに酒を注ぎますが、見ごとなタイミングで、少しも余分には注ぎません。たまに、平六の女房が酒を注いでこぼしたりすると、平六はお客の前でも女房を叱りとばします。村の衆はやがて「けちの平六」と呼ぶようになり、客足も遠のいていきました。ある夏の夕暮れに、小さな袋を持った男の子が酒を買いに現れますが・・・。

http://id.ndl.go.jp/bib/000001657273
あらすじ 酒屋の平六はけちで有名。酒だるから酒をつぐ時にも、ひとしずくもよぶんにこぼさない。そんな平六が子どものさげてきた不思議な袋で目がさめた。 (日本図書館協会)

エリナ・ファージョン「月がほしいと王女さまが泣いた」(『ムギと王さま』)/ヤニーナ・ポラジンスカ「もっくもっく」

37 :柚香:03/05/08 11:43 ID:oh+QaE6D
煙突の上でお姫様が泣いたことが原因で煙突がつまり、女たちが煙の抜けない台所で炊事をすることを拒否し、といった感じでストーリーが展開して、最後は洪水が起こる、という「風が吹けば桶屋が儲かる」的なお話、知っている方がいらしたらタイトル教えてください!翻訳ものだと思うのですが、30年くらい前に読みました。
38 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 12:22 ID:V8hgTKzE
>>37
エリナ・ファージョン
「月がほしいと王女さまが泣いた」
『ムギと王さま』収録…と思ったけどちがうかな?
最後は洪水起こらないし。
ちがうかもだけど一応書いておくです。
40 :柚香:03/05/08 15:16 ID:oh+QaE6D
>>38
どうもありがとうございます。
図書館行って確かめてみます。
44 :柚香:03/05/08 22:46 ID:6qBQ0Rxo
>>38
ぴんぽ~ん。あたりでした。
30年来の疑問に答えて下さってありがとうございました。
でも洪水は何なんでしょうね???
とってもケチな地主さんが、洪水で納屋のジャガイモを流されてしまうというシーンが記憶にあるんですが・・・
97 :なまえ_____かえす日:03/05/16 23:22 ID:UkgYg+i4
>>44
遅いレスだけど、「とってもケチな地主さんが、洪水で納屋のジャガイモを流されてしまうというシーン」があって煙突が関係あるお話、というと、岩波の「千びきのうさぎと牧童」の一番最初に入っているお話じゃないかな。
タイトルが思い出せないんですが~、煙突から出るけむりが主人公のお話です。
現行の本だと思うので、探してみてね。
☆☆あなたの思い出を探します☆☆
http://book.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1051783548/37-97

ムギと王さま: 本の小べや 1 (岩波少年文庫) 単行本 – 2001/5/18
エリナー ファージョン (著), エドワード・アーディゾーニ (イラスト), Eleanor Farjeon (原名), Edward  Ardizzone (原名), 石井 桃子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4001140829
表紙画像有り

続きを読む エリナ・ファージョン「月がほしいと王女さまが泣いた」(『ムギと王さま』)/ヤニーナ・ポラジンスカ「もっくもっく」